ノーベル化学賞受賞・鈴木章北大名誉教授|NEWS|荒川ムーンカフェ



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§ノーベル化学賞受賞・鈴木章北大名誉教授

「資源のない国 理系が大事」と
(10月7日・世界日報記事参考)

  • 何かと暗い話題の多い中、明るいノーベル賞受賞の話題が日本中を湧かせた。
  • 北海道大の鈴木章名誉教授(80)と米パデュー大の根岸英一特別教授(75)の発見は、いずれも有機化学反応の概念を変えた発見で一般に有機物同士の反応はプラスとマイナスの電気を持ったもので成立するが、パラジウムを核とすることで、反発するもの同士ですら結合できるようにした。その結果、医薬品や液晶材料に至るまで、さまざまな材料を生み出すことにつながった。
  • 会見で鈴木さんが恩師として挙げたのは、留学先の米パデュー大で指導を受けた
  • ハーバート・ブラウン教授。79年にノーベル化学賞を受けた同教授は生前、鈴木さんに「アキラとネギシサンをノーベル賞候補にノミネートしたいと思っている」と打ち明けていたという。
  • 受賞者の鈴木章教授受賞者の鈴木章教授「教科書に載るような研究をしなさい」がブラウン教授の教え。鈴木さんも自らの研究信条として、「重箱の隅をほじくるような研究だけはするな。新しい、誰もやっていない研究をしろ」と学生を指導してきた。
  • 最近は、理系に進む若者が減っていることに頭を痛めている。「非常にシリアスな問題。日本のような資源のない、努力と知識しかないところでは、特に理科系が大事だ」と厳しい表情を見せ、「若い人のために、少しでも役に立つ仕事を続けていきたい」と抱負を語った。
  • 私も鈴木教授の言葉には重みを感じた。
  • 日本の現状と将来を見つめた日本の経済や産業のあり方を見つめ直すことも重要だと思った。



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