命がけの脱北者映画「クロッシング」4月17日から上映|NEWS|荒川ムーンカフェ



世界基督教統一神霊協会 荒川教会壮年部





命がけの脱北者映画「クロッシング」4月17日から上映

  • 20100419c.jpg脱北者の悲劇を描いた韓国映画「クロッシング」が4月17日から日本全国で上映される。 (渋谷ユーロスペース、銀座シネパトスetc)
  • 2008年6月に韓国で公開された映画だ。私は韓国語が少しわかるのですでにDVDで見た。衝撃的な映画でなんとも居た堪れない深刻な思いになった。これが北朝鮮の現実だとすれば、この国は早く救済されなければならないと思った。
  • 最初、金泰均(キム・テギュン)監督自身、脱北者や拉致問題には無関心だった。しかし、道に落ちたウドンを泥水ですすいで食べる北朝鮮の子供のテレビ映像を目にし、北朝鮮住民の本当の姿に迫ろうとメガホンをとったそうだ。
  • 韓国公開後、米韓で複数の映画賞に輝いた映画だが、当時、脱北者に対する韓国社会の無理解から、完成までは苦闘の連続だったそうだ。
  • 当時は親北政策をとる韓国政権のもと、北を刺激する脱北者問題への取り組みに批判的な人々が多かったそうだ。「SF(空想科学)映画を撮るつもりか。脱北者の話なんてウソだ」と皮肉る友人もいた。政府から圧力をかけられかねず、秘密裏に撮影を進めたそうだ。20100419d.jpg
  • 2002年、脱北者25人が中国当局の警備をかいくぐり、北京のスペイン大使館に駆け込んだ事件をモチーフにしており、4年間の企画・製作期間を経て公開された。
  • 3年かけ、約100人の脱北者に取材した。助監督をはじめ40人近い脱北者が制作にかかわり、脱北者が「違う」といえばすぐにシーンを撮り直した。価値観が全く異なる脱北者スタッフとの衝突もあったそうだ。ストーリは、
  • 20100419e.jpg
  • 中国との国境に近い北朝鮮のとある寒村で、親子三人で暮らすヨンスは、肺結核にかかった妻の薬を求め、命がけで中国へ渡る。しかし、脱北の罪で追われる身となり、北朝鮮に戻ることができなくなってしまったばかりか、他の脱北者たちとともに韓国に亡命することになる。その間に病状が悪化した妻はとうとうかえらぬ人に。一人残された11歳の息子・ジュニは、父を探しにあてのない旅に出た。父も子を会うために懸命に方策を模索する。
  • 北に留まるのも、脱北するも地獄! 命がけのシーンが続く…。

  • 映画オフイシャルサイト http://www.crossing-movie.jp
  • 20100419f.jpg20100419g.jpg

ページの先頭へ

inserted by FC2 system