詩 「ここでしかできないなにかを」
- どうしてだろう
- 肉親でもない あなたに会いたい
- どうしてだろう
- 多くに人に疎(うと)まれる あなたが慕わしい
- どうしてだろう
- 夢でもいい あなたに会いたい
- あなたの名を口にすれば
- 私には烙印が押される
- あなたを証しすれば
- 狂ったようにたたかれる
- それでも
- あなたと袂(たもと)を分かつことができない
- なぜ
- それは
- あなたの生き様を知ったから
- あなたの言う神様を感じたから
- 狂った人類を救うために泣く神様
- 狂った人類を誘う(いざなう)ために苦労の道を歩んだあなた
- そんな あなたが苦労の道を行くのに
- 私が背を向けて生きることなど できないのです
- けれど
- 私の歩みは 芥子粒(けしつぶ)のように小さく
- 私の手は こんなにも小さいのです
- 小さなこころで あなたに習って
- 神様のために
- 世界のために
- 祈るとき
- 小さな私に あなたはみ言の中から 諭されます
- だから せめてもの精一杯で
- 私は 応えます
- 今日も 短いこの人生を
- 神様のために
- 世界のために
- 未来のために
- がんばらせてくださいと
- 今、あなたは ここにはいないけれど
- 私は今 ここにいます
- ここでしかできないなにかを
- あなたとともに為すことができますようにと
- アージュ
- (Brot Allein)
「貞操」
- ベランダに植えていた一本の百合が枯れてしまった。
- 初夏に咲くはずで、楽しみに育てていたのに・・・
- もうつぼみまで膨らんでいたのに・・・
- 何か意味が有るのかと思いながら過ごしていたとき詩が浮かんできました。
- 詩「貞操」
- 花を付けずに虫に食われて枯れた百合よ
- あなたはかわいそうだ
- 何ゆえ虫に食われたか解らないが
- 花も咲かせず、華やぐときもなく、枯れてしまった
- アダムとエバの時もそうだった
- 花も咲かせなかった
- 実も付けなかった
- 種も残せなかった
- 不安と絶望だけが残った
- 子孫たちは愛がわからず
- 身もだえしながら、地獄を生きてきた
- 堕天使たちに下男や娼婦のように弄ばれ生きてきた
- 天使のラッパの音と共に
- 今、真の父母様を迎えているよ!
- あなたの若き日に創り主と正しい愛の道を覚えよ!
- 「過去の過ちは私が背負い、すべて赦してあげよう。」
- イエス様は娼婦を殺そうとする民に
- 「罪の無い者のみ石を投げよ!」と語られた
- あなたの幸福な未来の人生は
- あなたの生き方の中にある
- 神様はあなたを待っているよ
- あなたが懐に帰って来てくれることを
「さらに深く愛しなさい」
- ぼくが、
- 困難なとき
- こころが塞いだとき
- 逃げ出したくなったとき
- 助けて欲しい・・・
- 心底そう思ってきた
- いまでもそう思う
- だけど、そんなとき、いつもあなたは
- 「さらに深く愛しなさい」という
- そんなこと出来ない・・
- なんどもぼくは、心の中で反すうするけれども
- あなた自身がそうされてきた・・
- それを身をもって知ったときから
- ぼくも、
- 「さらに深く愛したい」
- そう願えるようになってきました
- 昔、どうしても許すことのできない人がいました
- でも許すことのできないぼく自身に、ずっと苦しんでもきました
- 苦しんで、苦しんで、苦しんで
- 「もう、生まれてこなかったことにして欲しい」真剣に願ったこともありました
- けれど、その人と今では笑いあえるほどになってきました
- まだまだな自分ですが、そんなことを思いながら書いた詩です